カンボジアの世界遺産アンコールワットがある街、シェムリアップ。

観光客向けのレストラン情報が目立ちますが、もちろん地元民に愛される食べ物もたくさんあります。

今回はずばり、シェムリアップに住む地元民もすすめる『焼肉屋さん』をご紹介します。

カンボジアの食べ物
シェムリアップの名物焼肉

  • 店名:コーイの店 世界遺産鍋 (ជួបតែសំណាង ជៀមកូយ លក់សាច់អាំង)
  • 開店時間:17:00くらい〜
  • お手洗い:なし
  • 駐車場:なし
  • 持ち帰り:可
  • 英語:◯

▼場所

※Google mapには『コーイの店 世界遺産鍋』、『世界一入りづらい居酒屋 カンボジア店』、『សាច់គោអាំងភូមិទ្រាំង』の3店舗が表示されますが、おそらく同一店舗の情報です。

シェムリアップの路地裏焼肉店|お店の説明

2017年10月5日放送の、NHK『世界入りにくい居酒屋』でも取り上げられこちらは、確かに『入りにくい』見た目と雰囲気です。

川沿いの道路から一本横に入った、3メートルほどしかない小道の両サイドにテーブルと椅子が並びます。

開店17:00ぴったりにテイクアウトしに行きましたが、私達のほかにも数名テイクアウトに来て言いました。

具体的な閉店時間はわかりません。

座席には簡易的な屋根がついています。

駐車場なし、お手洗いもおそらくないので気を付けましょう。

お肉を焼いてくれるお兄さん(このお兄さんがコーイさん?)は英語を話せるようです。

お店のメニュー

  • 牛焼肉:3ドル / 1皿
  • タン:3ドル / 1皿
  • ホルモン:3ドル / 1皿
  • チキン:不明
  • 鍋:不明
  • その他:不明

焼肉類は一律で一皿3ドルとのことでした。

赤身やバラっぽい様々な部位の牛肉はタレに漬けられており、注文が入ると炭火で焼いてくれます。

お肉の部位は指定できません。

タンやホルモンは別鍋で柔らかく茹でられてあり、注文ごとに炭火でタレを塗りながら炙るスタイルです。

コロナ真っ最中でしたのでGoogle mapに載っているような多彩なメニューはないかもしれませんが、牛焼肉・チキンは確認できました。

お肉の味と付属品

▼内容量:お肉+野菜+タレ類

  • お肉1パック
  • 野菜セット
    (キャベツ、ハーブ、人参、きゅうり)
  • ライム
  • 甘酢漬けにんにく
  • 特性プラホックダレ
  • 胡椒タレ

お肉1パックにつきこれだけの付属品が付いてきます。

牛焼肉:赤身

甘めのタレと炭火の香りがGOOD!

赤身肉ですが、しっとりやわらかく筋っぽくもありません。

全体的にくどくなくペロリといけますが、たまに付いている脂がまた旨い…!

緑の粒がカンボジアの名産である生胡椒で、お肉との相性は抜群です。

牛焼肉:赤身+ホルモン

前述した赤身に様々なホルモン類がミックスされた一皿です。

今回はハチノス、フワなど4種類ほどのホルモンが入っていました。

別鍋で柔らかく調理されているので、どの部位も柔らかく、臭みもありません。

それぞれで異なる食感や風味を楽しむことができます。

牛焼肉:タン+ホルモン

このお店のイチオシはずばり、タンです。

他のホルモン同様、別鍋で煮込まれており驚くほど柔らかいのです。

しかし、タンの風味はしっかりと残っているので『牛タン食べた!』という満足感が得られます。

個人的に、人生で食べたことのあるタンの中でもダントツで柔らかかったです。

ただ、脂を感じたい!という方には物足りないかもしれません。

付属品:野菜+タレ

野菜
  • キャベツ
  • にんじん
  • きゅうり
  • のこぎりコリアンダー
  • ハーブ類

写真はお肉2皿分ですが、かなりのボリュームがついてきます。

タレが濃いめの味付けなので、野菜で味変しながら楽しむことができます。

※野菜は洗って食べることをおすすめします。

タレその1:プラホックダレ

プラホックというメコン川やトンレサップ湖の魚から作られる、カンボジアの発酵食品からできたタレ。

ニオイは強烈ですが、くせになるおいしさです。

プラホックの中に、いんげんや赤唐辛子、にんにく、ピーナッツなどがミックスされています。

これが牛肉と合うんです…。

タレその2:胡椒ダレ

テイクアウトの場合、小袋に入った黒い顆粒があるのですが、それにライムを絞って混ぜると甘じょっぱい胡椒ダレが完成します。

爽やかなライムの酸味と、胡椒のピリッとした香りが最高です。

また、甘酢漬けのにんにくがついてきますが、お肉の下味やプラホックダレにしっかりにんにくを感じるのでお好みでどうぞ。

カンボジアの食べ物【焼肉編】|感想

どーしても焼肉が食べたい!!!

そう思ったときはここで十分満足できます。

お肉一皿で3ドルというのは、間違いなく『安い』と言えます。

お店の雰囲気は、確かに入りづらく清潔とは言い難いのですが、お兄さんもお姉さんも親切ですし怖がらずにぜひトライしてほしいです。

カテゴリー: グルメ

NORIKO

出身:愛媛県。世界中の「おいしい」を探してブログをかいています。

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