カンボジアの世界遺産アンコールワットがある街、シェムリアップ。
観光客向けのレストラン情報が目立ちますが、もちろん地元民に愛される食べ物もたくさんあります。
今回はずばり、シェムリアップに住む地元民にも大人気な『鶏めし=バーイ・サイッモアン』をご紹介します。
カンボジア食べ物
シェムリアップの名物鶏めし
- 店名:バーイ・モアン ワット・ポーランカ(បាយមាន់ វត្តពោធិលង្កា)
- 開店時間:7:00くらい〜売り切れ次第終了
- お手洗い:不明
- 駐車場:なし
- 持ち帰り:可
※2021年9月時点コロナのため持ち帰りのみ - 英語:△
▼場所
シェムリアップのバーイ・サイッモアン|お店の説明

『地元民で賑わう店に間違いなし』とはこのこと!
朝は7時くらいにはすでにオープンしてたくさんの人が集まっています。
そもそも『バーイ・サイッモアン』とは『鶏肉のっけご飯』のことで、カンボジアの定番朝ごはんのひとつです。
似たメニューに『バーイ・サイッチュル』という『豚肉のっけご飯』があり、そちらのほうがお手頃価格でお店自体も多く存在します。
路地裏にあるこのお店、もともとはイートインも可能ですが私が訪れたときはコロナのため持ち帰りのみでした。
英語はあまり通じなかったので、上手に頼むコツをこのあと紹介します。
お店のメニュー

- バーイ・サイッモアン:6,000リエル
価格は部位やご飯の種類で変わることなく、一律6,000リエルです。
米ドルで考えると1.5ドル、日本円だと約160円と激安です。
首都プノンペンで同じものを注文すると量は減って2.5〜3ドルくらいします。
上手に頼むコツ
このお店のバーイ・サイッモアンは鶏肉の調理法・部位・ご飯の色に分岐します。
調理法 クメール語 | 揚げ / 茹で チエン / スガオ |
部位 | 胸 / モモ |
ご飯の色 クメール語 | 白 / 黄色 ソー / ルァン |
部位はクメール語がわからないので、画像を見せると伝わります。
例えば、揚げ+胸+黄色ご飯を1つの場合だと、
『ソン サイッモアン チエン バーイ ルァン ムォイ』と伝えながら画像を見せればOKです。
バーイ・サイッモアンの味

▼組み合わせランキング
- 揚げ+胸+黄色ご飯
- 茹で+胸+黄色ご飯
- 揚げ+モモ+黄色ご飯
- 揚げ+胸+ご飯
様々な組み合わせを試した結果、ランキングはこの通り。
個人的に鶏肉はモモより胸派ですので偏りを感じますが…。笑
揚げ+胸+黄色ご飯

- ボリュームがすごい
- 手羽先、手羽元など様々な部位
- お肉しっとり
- 黄色ご飯の風味◎
ここのお店は全体的にボリュームがすごいのですが、胸のボリュームがピカイチでした。
ほぼ、半身分です。
胸肉の大きなブロックに、手羽先、手羽元、砂肝、レバーとてんこもり!
じっくり揚げられた鶏肉はこんがりとした皮の部分も、しっとりとした身の部分も最高!
胸肉だからといってパサついてはいません。
ただ、骨も多いので食べるのが面倒に感じる方もいるかもしれません。
写真はありませんが、モモだと骨付きモモ肉がドン!なので食べやすくジューシーでした。
茹で+胸+黄色ご飯

- カオマンガイ好きはこっち
- 手羽先、手羽元など様々な部位
- 皮プルプル
- 黄色ご飯の風味◎
内容量は揚げと同じですが、鶏肉が茹でられたバージョンです。
カオマンガイがお好きな方はこっちがおすすめです。
しっとりジューシー、皮はプルプルでコラーゲン感じます。
茹で+モモは未経験ですがもちろん美味しいと思います。
ご飯の色について
黄色ご飯はやっぱり風味が◎。
白ごはんをチョイスする方は、様々なソースやお漬物とのハーモニー(?)を楽しむようです。
※きゅうりの甘酸っぱいお漬物がついてきます。
カンボジアの食べ物【鶏めし編】|感想
安くて美味しくてお腹いっぱい食べられる…
そんな夢のようなお店がシェムリアップにありました。
女性や少食の方はおそらく完食できないのでは?というくらいすごいボリュームですが、あまりのおいしさにペロッと食べられちゃうから恐ろしい…。
そりゃ人気がでるのも納得、お店のお姉さんも超優しい!素晴らしい名店です。
もう一度言いますが、『地元民で賑わう店に間違いなし』です。
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