カンボジアの世界遺産アンコールワットがある街、シェムリアップ。
国内最大の観光拠点として栄えたこの街は、欧米の人が多いこともあり『パン』を食べる人が多い気がします。
実際、私が暮らす首都プノンペンよりヌンパンパテ屋さんも多く、さらにはボボーと呼ばれるお粥にもパンを添えています。(※基本は中国式の揚げパン)
今回はずばり、そんなシェムリアップでも行列必須の人気『ヌンパンパテ』をご紹介します。
ヌンパンパテとは?
カンボジア式のサンドイッチ。歯切れのよいパンに、ハム、レバーペースト、きゅうり、パパイヤのお漬物などを挟んで食べる。
カンボジア食べ物
シェムリアップのヌンパンパテ
- 店名:不明
- 開店時間:7:00〜19:00頃
- お手洗い:なし
- 駐車場:なし
- 持ち帰り:可
- 英語:◯
▼場所
シェムリアップのヌンパンパテ|お店の説明

このヌンパンパテ屋さんはずばり『屋台』です。
中心街であるバーストリートの近く、リバーサイドにあるアンコールトレードセンターというショッピングモール付近に出現します。
午前中は川沿いに、午後は日差しの関係で上記のグーグルマップにつけたピン付近に移動します。
夕方のピーク時には彼のヌンパンパテを待つ人でいっぱいになりますが、午前中は空いています。
ヌンパンパテ兄弟

ちなみに、ご兄弟が別の場所・同じ価格でヌンパンパテ屋台を営業しています!
こっちは今度、必ず食べる…。
お店のメニュー

- ヌンパンパテ:2000リエル
(0.5ドル / 約55円)
メニューは1つだけですので、注文も超簡単です。
『マテー(ッへ)?』と聞かれますが、『唐辛子は入れる?』ということなので、辛いのがお好きな方はチャレンジしてみてください。
すぐ食べない時の裏技
ここのヌンパンパテには、たっぷりとパパイヤのお漬物がトッピングされます。
水分が多いので、すぐに食べない場合は別袋で添えてもらうと良いです。
このお兄さんは英語が話せますので、『Can I have papaya salad on the side?』でOKです。
ヌンパンパテの具

- 特製バター
- 特製ペースト
- きゅうり
- チャーシュー
- パテ
(カンボジア風ハム) - 特製ソース
- パパイヤのお漬物
- 唐辛子
上記の順番で、手際よくサンドイッチが完成します。
ちなみに、屋台内部がオーブンになっているのでパンはカリッと焼かれた状態です。
サバ(イワシかも)のトマト缶をペーストかソースに使用しているようです。
ヌンパンパテの味

- 安い、旨い、ちょうどいい
- バターが甘すぎない
- 唐辛子が辛すぎない
- 具材たっぷり
- 全体の食感が◎
まず特筆すべきは1本で約55円という信じられない『値段』ではないでしょうか?
首都プノンペンだと、ここのヌンパンパテより小さくて4000リエル〜が相場です。
確かにここのヌンパンパテ、サイズは大きくはありませんが女性なら十分ですし、たとえ2本食べても1ドルです。笑
また、ヌンパンパテの特徴として甘〜いバターを塗るお店が多いのですが、ここのはさほど甘くありません。
さらに、唐辛子ソースもちょうどよい辛さなので、日本の皆さんも食べやすいと思います。
個人的に味のバランスがハナマルでした。
カンボジアの食べ物【ヌンパンパテ】|感想
ベトナムのバインミーに似ていますが、実はまったく異なるサンドイッチである『ヌンパンパテ』。
地方やお店によって『何をどれだけ挟むか』という個性があるので、お気に入りを探すのが楽しいのです。
今回ご紹介したお店は『安い・旨い・ちょうどいい』の三拍子でした。
またもや『地元民で賑わう店に間違いなし』、という伝説が確かなものとなったのです。
▼地元民で賑わうおいしい鶏めし(バーイ・サイッモアン)のお店
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