プノンペンのローカルマーケットで買い物してきました

- 小麦粉:5000リエル (¥131.77)
- トマト3つ : 1500リエル (¥39.53)
- 残りの野菜 : 6500リエル (¥171.30)
- ドーナツ3種 : 2500リエル (¥65.88)
合計・・・¥408.48でした!!
しかも青ネギと赤い唐辛子は野菜を購入すればおまけでついてきます。
今日はこの中でも、小麦粉とおまけの青ネギ狙いで市場へ行きました。
手打ちうどんを打ってみました@カンボジア

どうしても冷たいうどんが、モチモチのうどんが食べたかったんです。
カンボジアにも大手うどんチェーンが進出している

プノンペンで気軽にうどん 丸亀製麺3号店 – カンボジア経済
↑今の所カンボジアには3店舗もあるみたいです。
そう、あるんですよ、世界の「丸亀製麺」が!!!
かけうどんの小が$1.9なので日本よりほんのちょっとお安いです。
近所のToul Tompoung店は昼時でしたがまぁまぁ湧いていました。
気になるお味ですが、一緒。日本と一緒。幸せになれます。
しかしこの国で冷たい麺は流行らないようで、みんなあっつあつのうどん鍋を食べていました。
※後から調べたらカンボジアの丸亀製麺にも冷たい麺のメニューはあるみたいです。
カンボジアはコシのない麺文化&あったかい麺文化

✔ カンボジア人の主食は米、そして麺です。
ベトナムとタイに挟まれた国カンボジア、麺料理は近隣の国の影響を受けて独自に進化しました。
ライスヌードルひとつとっても、スーパーにはフォーのような太麺のものから、細麺、春雨や韓国や中国、そして日本の麺などかなりの種類が販売されています。
そしてそれらの多くはブチブチとちぎれやすく、コシがないのです。
✔ 冷やし中華や韓国の冷麺のような冷たい麺のレストランがありません。
これはあくまでも私の想像なのですが・・・
・スープや具材も熱い方がまだ衛生的
・器や出汁、麺を冷たく保管するとコストがかかる
(カンボジアの電気代は死ぬほど高いがガスは安い)
・パパイヤサラダに麺を入れることがある意味冷たい麺料理
・そもそもこれくらいの暑さは当たり前なので冷たい麺がなくても大丈夫
おもに衛生面のことが気になるかなと私は思いますが、たぶん熱い方が好きなんでしょうね。
好みの麺を自分で作ってしまえばいいのだ
だなんて考えちゃったわけですよ〜!!
イオンに行けば冷凍うどんも売っていますし、丸亀製麺もありますが、
自分で作ってみたら楽しいかも!!やってみっか!!!
レシピと必要なものを調べて用意する

以前、株価予想ブログでシュミレーション投資した、(投資の過去ブログはコチラ)
「日清製粉グループ」さんのレシピを試してみました!
✔ 材料を調べる
日清フラワー(薄力小麦粉) 又は日清手打うどんの小麦粉(中力小麦粉) 日清 雪(中力小麦粉) | 300g (2と3/4カップ) |
---|---|
水(又はぬるま湯) | 135~145cc (3/4カップ弱) |
食塩 | 15g(大さじ1弱) |
打ち粉 | 適量 |
シ、シンプルぅ〜〜〜!!!
いやまぁわかっていはいましたが、買い足すものは小麦粉だけでよかったのです。
小麦粉料理はシンプルですが、小麦粉の種類に注目したいですよね。

「薄力粉」「中力粉」「強力粉」の違い
小麦粉に含まれる「グルテン」というタンパク質の一種の含有量の違い。粘性と弾性兼ね備えた性質があり、その強さを表したのがそれぞれ「薄力」「中力」「強力」に表されている。
では、プノンペンで手に入る小麦粉もどれを買えばいいわけ??そもそも書いてあること読めないしどうしよう・・・
そう思った私達は、うどん以外にも小麦粉を使うことを考えてオールマイティーに使えそうなものを購入しました。
✔ 道具を調べる
- ボール → でっかいのないのでフライパンで代用
- 計量カップ → ある(逆にはかりがないのでレシピのカップ表記が助かりました)
- 計量スプーン → ある、OK
- 麺棒 → ない、マーケットにも売ってないのでオリーブオイルの瓶で代用
- 包丁 → ある!麺を切るためにあるようなでっかいのもある!
- のし台、まな板 → まな板で十分でした
- ビニール袋など → なんぼでもある
- ざる → ある
麺棒がなかったんですよね・・・どこにも売ってない。
イオンのダイソーに行けばあると思うけど、こっちのダイソーは1品$2.2=¥230くらいします。
せっかくコスパよくうどんを打っても意味ない!ということでなんとか代用品で頑張りました。
さっそく手打ちうどんを打ってみよう!

①粉を計測する
さっそく粉を分量通りフライパンへ〜!
本当は大きなボールでした方が粉が飛び散らずにできますね。。

②まぜる
先に作っておいた食塩水の2/3を一気に投入して手で勢いよく混ぜていきます。
フライパンが浅いため、勢いよくできんがな〜とソロリソロリ混ぜました。

残りの食塩水も投入し、ダマにならないようすばやく、なおかつ丁寧に混ぜる。
ここで全体がしっとり、ソボロ状になり、黄色っぽくなってきたらOKですが、私はそぼろ状にはできませんでした。

③こねる
ここがイチバンのちから仕事!
生地がまとまってきたら、平にして3つに折りこんでこねるを繰り返します。
もっちもちのうどんが食べたいんじゃ〜!

④ねかす
こねていた生地がかなり固くなり、表面はひび割れが減ってなめらかになってくるとOK!
ま〜るくまとめます。

生地が乾燥しないようビニール袋にいれて熟成させます。常温でOK。
あたたかいほうが熟成は進みます。
季節にもよりますが、30分〜1時間が目安です。

指で押してみて、1/3ほど戻ってくるような感じがベスト。
熟成がまだ足りなければ指で押しても跡が残らないので、はやる気持ちを抑えつつ、もうちょっと休憩。
プノンペンは30℃以上ありますので、30分ほどでよさそうでした。
ねかせすぎると、せっかくきたえたコシが弱くなってしまいます。
このあと中もみという作業をします。
生地を袋から取り出したら、軽くこね直します。
中もみは、麺棒で伸ばしやすくするための作業なので、あまり力を加える必要はありませんが、ゆるんだグルテンをきたえなおして、コシを出す意味合いもあります。
形をととのえた生地は、再びビニール袋に入れて、10~20分程度ねかせます。
先ほどと同じように、指で押して頃合いをみてみます。

⑤のばす
まな板と生地に打ち粉をします。
※この打ち粉は小麦粉より片栗粉の方がいいそうですが、我が家にはないので同じ小麦粉を使っています。

ここから麺棒(オリーブオイルの瓶)の登場です!
とにかくのばしていきます。
狭いまな板の上で頑張りました。
グルテンの効果で、麺棒での伸ばしてもまた戻ってくるような感触でした。

ここで夫に交代。
生地を伸ばしては回転させ、全体をまんべんなく伸ばしていきます。
レシピでは麺棒に巻きつけて伸ばすとありましたが、我が家の麺棒では不可能でしたので、地道に伸ばしました。

⑥切る
3mmを目安に伸ばした生地に打ち粉をまぶします。
まな板にも打ち粉を忘れずに。
切るときはかなりくっつきやすいです。
なので、打ち粉は多いかなと思うくらいしっかりめでOKです。

屏風をたたむみたいに、パタパタっと折りたたみます。
だいぶ見たことのあるような手打ちうどんの姿に近づいてきました!

生地の厚さと同じくらいの3mmを目指します。
一見細すぎるように見えますが、茹でると1.5倍くらいの太さになるのでこれでOK。

うどんみたい!
いやそれうどんや!って。
職人さんみたいな包丁はプノンペンで買った包丁セットのうちの一つ。
使う日が来るとは・・・

切りたての麺はとてもくっつきやすいです。
1人前の麺を掴んで打ち粉をはたきながら、麺と麺をはなしていくイメージです。

⑦ゆでる
お湯をたっぷり沸かしたら10分前後湯がきます。
いってらっしゃ~い!


麺に透明感がでてきました!
くっつかない程度に、たまに混ぜます。
麺の太さにばらつきがある場合は細い方の茹で加減に合わせると良いみたいです。

⑧水洗い
熱湯に注意しながらザルにあげて洗います。
温かいうどんを食べるときはこの後もう一度熱湯にくぐらせます。
私達は冷えっ冷えのもっちもちのうどんが食べたいので、冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターでしっかり冷やしました。
※水道水やその水道水で作った氷は食中毒の原因になるかもしれないのでミネラルウォーターを使用します。

⑨ズビビッと食べる
できた〜♥
ちゃんと「うどん」が出来上がり感動しました・・・。
できたての手打ちうどん、実食

これで二人前です。
ちなみに、ビニール袋などで密閉しておけば冷蔵庫でしばらくもつそうです!

What a beautiful!!
チュルン!もぐもぐ!ふむふむ!なるほど!なるほど〜!!!
正直な感想
おいしかった!!
でもでも、改善すべきところがたくさんあると感じました。
以下に素人目線ですが、次はここを改善しよう!というポイントをまとめました!
・中力粉もしくは強力粉を買ってブレンドしてみたらどうかな
・冷蔵庫で寝かした生地はもっと水分と粉がなじんでいるのでは?
・となると、麺棒を買うのと包丁の技術を上げること
といったところでした。
それと同時に、あんなにリーズナブルにおいしいうどんを食べさせてくれるうどん屋さんには頭があがりません・・・。
始めてにしては上出来だなぁと思いますが、凝り性夫婦ですので、納得がいくまであと数回は手打ちうどんを打つことになりそうです。
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