SEOツール、Rank Tracker(ランクトラッカー)はみなさん聞いたことがあると思います。
狙っているキーワードがGoogleでどの順位にいるかを測れるSEO対策ツールです。
有名ブロガーさんたちもブログやYOUTUBEでご紹介されていると思います。
▼ランクトラッカーについてはこちら
今回この記事で私がご紹介したいのが、Rank Trackerと同じ会社が出しているツール「SEO SpyGlass」です。
SEO スパイグラスと読みます。
GoogleのSEOアップデートは頻繁におこなわれていますが、SEO対策の中でもやはり強いと言われている「被リンク」。
海外ではBacklinks(バックリンク)と呼ばれていますが、SEO対策には非常に重要となっています。
この被リンクが充実していないとGoogle上位にあがるのは難しいとさえ言われています。
私もそのうちの一人で、日々SEO対策の勉強に追われています笑
そこで思い切って実際に購入してみました。
使ってみての感想ですが、「あーまだまだだな、自分」と打ちのめされた次第です…
それではSEO SpyGlass(スパイグラス)をご紹介いたします。
SEO対策ツール SpyGlass(スパイグラス)とは?

SEO SpyGlass(スパイグラス)は、ヨーロッパ:ベラルーシにあるLink Assistant社、SEO POWERSUITのSEO対策ツールのひとつです。
SEO POWERSUIT公式ページ(SpyGlassに関する情報も日本語で見ることができます)
虫眼鏡のバナーの通り、ここで入力したサイトは分析され丸裸になります。
Googleの上位に君臨するサイト(特に競合性の強い)には多くの被リンクが貼られています。
SEO SpyGlass(スパイグラス)を使うと、その被リンクをすべて見ることができます。
SEOツール 【SpyGlass(スパイグラス)】で競合の被リンクをチェック!
それでは一緒に見ていきましょう
目には目を、歯に歯を。Googleで「SEO」と検索しましょう。
一番上に出てきた、

こちらのサイトを分析してみます。
Gyro-n(ジャイロン)というSEO専門の会社さんのようです。キーワード一文字「SEO」検索で一位ですからかなり気合が入ってそうです。
▼被リンクを検証したいURL入力
Gyro-n(ジャイロン)のURLを入力
※英語表記になっていますが、日本語にも変更可能です。

▼被リンクの数

被リンクの数(Backlinks)1,508、被リンク先のドメイン数(Domains)399です。
画面中央では「被リンクの数」、「被リンク先のドメイン数」の増減を時間とともにチャートでチェックできます。
▼被リンク先のチェック

被リンク先(Backlink Page)もすべてみることができます。ざっと見ても、信用の強いところから被リンクされているのがわかります。
表示されている「Domain Inlink Rank」と「InLink Rank」はSEO POWERSUIT社が独自に展開するスコアです。
簡単に言えば、
・「Domain Inlink Rank」=ドメインに対するスコア
・「InLink Rank」=そのページに対するスコア
SEO POWERSUIT社の各スコアを捻出する相関やその方法(英語ページ)が記載されていますので、下記にまとめとして日本語で記載します。ご参考ください。
「Domain InLink Rank」に関して
私たちの実験ではGoogle SERPの30ポジションを調査、1,000,000,000のURLのリストを取得しました。その各URLについて、独自の「Domain InLink Rank」を記録し、その結果1,000,000行のデータを分析することができました。
それによりGoogle SERPと、その同じポジションページの「Domain InLink Rank」の間に相関関係があることを実証しました。その結果、ランキングの低いURLほど「Domain InLink Rank」が低く、逆にランキングの高いページほど「Domain InLink Rank」が高い傾向にあることがわかりました。
「Inlink Rank」に関して
Google PageRankは、もはや公開されていませんが、SEO PowerSuiteの「InLink Rank」は、オリジナルのGoogle PageRankと同じ計算式に基づいています。
私たちは常にリンクの品質を監視しています。当社のアルゴリズムはスパム的なリンクネットワークを検出し、それらに関連するリンクのスコアは大幅に低く設定しています。現在、当社のインデックスには 1.92 兆個のアップデートされたバックリンクがあり、毎日75億のウェブページがクロールされています。
「InLink Rank」がお客様に価値をもたらし、ドメインやページの品質を定義するのに役立つため、定期的にさまざまな内部テストや実験を実施しています。
これだけ分析された独自のランキングスコアは信頼できますね。
▼アンカーテキストの数

被リンクされているアンカーテキストやその数を見ることができます。
Dofollow(被リンク認定されている)かどうかもわかります。
▼ペナルティになりそうな被リンクもチェックできる


ペナルティになる可能性のある被リンクされているページ(画像上)と、その被リンク先(画像下)です。
こちらでは自分の運営しているサイトページをチェックするのに役立ちそうです。
他サイトとのドメインパワー比較
これ、すごいです!
被リンク含め、他のサイトとのドメインパワー比較が簡単にできます。

被リンク数、Dofollow被リンク数、ドメインランキング、ドメインエイジ他、一覧で比較することができます。
ここではGoogleで「SEO」のキーワードで検索し、順に上位表示されていた「HubSpot」と「SEOラボ」を比較しました。
背景がグリーンになっているところが、比較の中で一番優位になっている項目です。
パッと見、画面右のGoogle表示3位である「SEOラボ」が強そうですが、それでも「gyro-n(ジャイロン)」が表示1位である理由はドメインエイジやページコンテンツの内容なのでしょうか。
ここでわかることは、SEO対策の被リンク定義として「数」だけでは勝負にならないということですね。勉強になりました。
いずれにしても、上記3サイトはすばらしいサイトだということがわかります。
競合サイトに一致している被リンクがわかる
これもすごいです!(何度もすみません…)

比較したサイトとの一致している被リンク先がわかります!
画面中央部の「Projects」欄にて、比較しているどのサイトが一緒に被リンクされているか確認できます。
画面上に出ている被リンク先は「3サイト」にすべて被リンクされていますね。
それだけ上位表示されているサイトは「被リンク必死」なのです。
あなたがこれから取り組もうとしている記事を書く前に、競合サイトたちがどこに被リンクされているかをここで探しましょう。
①競合しているサイトの被リンク先を見つけたら同じように被リンクを増やす。
②または競合が被リンクされていないような被リンク先を探す。
これを知っているのと知らないのとでは差がつきそうですね。
SEOって本当に深いんだなと、あらためて気づかされます。
いかがでしたでしょうか
日本ではRank Trackerが有名ですが、海外ではこのSpyGlass(スパイグラス)も有力視されています。
実際にSpyGlass(スパイグラス)をYOUTUBEや英語検索すると数々の動画や記事サイトが出てきます。
私はprofessional版を購入しました。

企業レベルだとEnterprise版がいいかもしれません。
個人や副業レベルのブロガーさんだとprofessional版で十分です。
無料版は検証記録が保存できないので、真剣にサイト運営に取り組む方には不向きでしょう。
私もまだまだ未熟なうえ、こういったSEOツールを今後も活用していきたいと思います。
他のRank Tracker などのツールも購入したので実際に使ってみて、検証したいと思います。
SEOに困っているみなさんも一緒にがんばっていきましょー!
\日本語ページです/