カンボジアへ、ペット(猫)は入国できるか?カンボジアでペットと暮らす

カンボジア/プノンペンへ飛行機を使って猫を連れて

更新日:2020/7/29



2020年2月末、
猫2匹を連れ愛媛県松山市から飛行機に乗って
カンボジアの首都プノンペンまで行くことに決めました。

外国どころか、部屋の外にもほぼ出した経験がありません



まずは何をすればいいのか、どのくらいの費用がかかるのかまったく分かりません。

ネットにて日本語、英語で調べましたが確実な情報は得られません。

さらにそういった情報ですら最新のものではないのです。
時間が経つにつれ条件や情報は常に更新されている可能性があります。




大切な家族である猫を連れての旅、どうなったのでしょうか??


結果:行けました!

万全の準備はしたつもりでしたが、
いちかばちか的なところはあったものの無事到着・・・!

海外にペットを連れていきたい方

大勢いらっしゃると思います。

以下、みなさんの参考になれば幸いです。



日本からカンボジアまでの道のり

日本からカンボジアへ連れて行くための手段を、本当に色々な機関に電話Eメールで聞いて回りました。

いやぁ…これがかなり時間がかかりました。

①〜⑨までの段階に分けてご説明いたします!


①入国条件を相手側の大使館に確認

まず、日本にあるカンボジア大使館、電話なかなか出てくれません。
※どうやら午前中は特にビザ関係の業務がめっちゃ忙しいらしいです。

しかも席を外していることが多い…(←ナニソレ?)

やっと繋がったと思ったら、

カンボジアでは入国の際には何もいらないと聞いております。

えっ!?本当に??信じていいの・・・??


ほんまかいな…と。

聞いております」っての100%信じていいのでしょうか?
最初からかなり不安になりました。


②最寄りの検疫所や、航空会社に出国の条件を確認

プノンペン国際空港にも電話で問い合わせしたところ、

「ペットを連れての入国は、各航空会社の規定による」

とだけ言われました。

つまりは、

 

① 日本を出国する際に必要な条件&書類

② 使用する航空会社の条件をクリア

 



これらがあればカンボジア入国の際は何もいらないということになります。

日本を出国するためには検疫証明書が、
飛行機にのせるためには各航空会社の指定した書類などが必要です。

あとで詳しくでてきますが各航空会社が提示してくる条件というのは、検疫証明書を手に入れると同時にほぼクリアされることが多いです。



他の方のブログでは、入国する際に事前にプノンペンの検疫所へ届け出が必要と書かれていたのですが…
カンボジアでは何も必要ないのか…本当に心配です。


✔検疫証明書を手に入れるための最低限の処置

結局、確証が得られなかったので、もっとも標準な処置である、

・マイクロチップの埋め込み

・狂犬病ワクチン第一回目の投与

だけしておくことにしました。



実際に松山市の動物病院では、
マイクロチップ¥4800/匹狂犬病ワクチン¥2200/匹が実費としてかかりました。
※金額は動物病院によって変わります。

ここまでの流れですが、検疫所の方に実際何が必要かなどを聞きながら準備することになりました。

私たちが出国する愛媛県松山市の松山空港には検疫所が常駐していないため、香川県の方とやりとりをしました。

高松検疫所の方々はとても親切で、たくさんのアドバイスを頂きました。
不安で仕方なかったのですごく心強かったです。


✔国によって大きく変わるペット入国条件

たとえば日本ですが、、、もっと厳しいです。

日本に帰国する際はもっと厳しい条件をクリアする必要があります。

・マイクロチップの埋め込み
・狂犬病ワクチンは2回接種
 (2回目投与後その国で180日間経過しないと帰国不可。)
・血清を政府指定機関に送り証明書を発行してもらう等

さらに血清を送った後は180日間帰国できません。
ご自身が出国してから帰国するまでの期間を計算して、日本国内で済ませておくべき処置を把握してくださいね!



③使用する航空会社や実際に搭乗する飛行機を決め、予約

これが一番大変でした

理想の便だと、そもそも動物を積むことができない機体だったのです。

最終的にはアシアナ航空を選択したのですが、これについては長くなるので後述します。



④ケージなど、航空会社の条件をクリアしたものを揃える

備品関係も、③で決めた航空会社の規定に沿って用意します。
サイズに注意しながら、ネットにて購入しました。

私たちが使用したソフトケージはこちら↓

猫壱 ポータブルキャリー(1コ入)

折りたためることができ、軽い素材でできています。
底板が取り外せてペットシーツがつけられるゴム製のストッパー付きです。

このケージに出会えて本当によかった…。


⑤最寄り検疫所で検疫証明書を発行

高松検疫所の方に松山空港までわざわざ出張して頂き、出発の2日前に発行していただきました。



⑥いざ、出発

当日、用意したソフトキャリーバッグに入れられた猫たち。
完全にただ事ではない事態を察知していました。

松山空港から羽田までは航空機内貨物室預けになります。
空港チェックインカウンターにてANAからお借りしたハードケージに猫を入れ、しばしのお別れ。

約90分の空の旅



羽田の手荷物が流れてくる空間のカウンターで受取。
割とケロっとしてました。よかった。



⑦国内線から、国際線へ

成田までバスで移動し、いざ国際線チェックイン。

※羽田→成田間のリムジンバスはゲージから出さずに膝の上、足元に置くとペット乗車可能でした。

アシアナ航空のチェックインカウンターで書類の提出、ゲージのサイズ測定も無事クリアです!

コロナの影響で空港内も飛行機内もガラガラだったのは不幸中の幸い、、、

猫を連れている身としては気持ち的にも楽でした。



⑧トランジットは猫と一緒

トランジット中や、カードラウンジを利用する際もソフトケージに入れたまま一緒に行動できました!

たまにニャーニャー言っていましたが、とても大人しく良い子でした。



⑨プノンペン着、入国

韓国からプノンペンまで空の旅が終わり無事着陸。

いざ、プノンペン入国!

マジでチョードキドキしました

カンボジアの検疫所に連れて行かれたりするのかな?
この書類じゃダメって言われたらどうしよう?
そもそも入国拒否されたら…

などなど不安だらけでしたが、
なんと、

なーんにも言われることなく、フツーに入国できました。



それは何だ?とか、許可は得ているのか?とか、一言も聞かれず、スルッと入国です。
逆に腰がぬけそうでした。

では、実際に使用した航空機と細かい決まりをご説明しますね!



出発地から目的地までの経路を確認!これも超大事です



私たち夫婦は愛媛県松山市からプノンペンへ行く予定でしたが、

松山市上海(経由)→プノンペン

この飛行機が移動時間が一番短く、料金もリーズナブルな順路です。
(松山空港発だと、他には台湾経由で行くことができます。)

まずここで一つ目の問題が!

①松山から出発するすべての国際線の機体がペット対応していない

②経由国の空港がペット入国を認めていないということ。

なので、まずはペットと出国が可能な航空会社が離発着している空港へ行く必要がありそうです。

さらに国内からのペット出国が可能な空港は、成田空港関西空港だけとのこと。

この2つの空港へは松山から直行便があるので安心したのですが…


ANAでは松山→羽田、松山→伊丹しかペットを乗せられる機体がなさそうです。
成田も関空も直接飛べないのです。

▼実際に使用した経路はコチラです。

松山→羽田ANA国内線飛行機

ケージを借りて(事前予約が必要)カウンターに預ける。
輸送費6000円/匹をチケットカウンターにて直接支払う。


羽田→成田:高速バス(予約なし)

ペットは自分たちのソフトケージに入れ、一緒に同乗できる。(膝の上か足元のみ)
コロナの影響で車内はガラガラ、楽でした。


成田→ソウル仁川(経由)→プノンペン:アシアナ航空

輸送費$170/匹をチケットカウンター横の支払い所にて直接支払う。
機内持ち込みのみで、預けることはできません。足元のスペースに入れます。
・ソフトケージ(※形を保てるもの)→ペット本体含め重さ7kg、最大高さ26cm以下(3辺合計115cm)
・ハードケージ→ペット本体含め重さ7kg、最大高さ21cm(3辺合計115cm)



✔アシアナ航空の指定する条件をクリアしたキャリーバッグ

このサイズのキャリーを探すのに苦労しました…

上記でソフトキャリー、ハードキャリーともに最大高さと3辺合計のMAXで書いてありますが航空会社に問い合わせた所、3辺の合計内でも高さはソフト・ハードともにそれを超えてはいけませんとのこと。

そんな低いキャリーないって!!!

モルモットくらいしか運べんやろ…と思いましたが見つけました!!

猫壱 ポータブルキャリー(1コ入)

本当はハードキャリーの方が猫への負担も少ないと思いますが、本当にないのです。

これでも高さがギリギリでしたが、逆にこれ以上低い猫用キャリーは見つかりませんでした。

✔アシアナ航空でチケットを予約する前に…

アシアナ航空にはチケットを予約する際、猫をのせるために先に搭乗するリクエストをする必要があります。

一つの機体に乗せるペットの上限が決まっているからです。

くれぐれも人間の分だけ予約して当日猫ちゃんや犬ちゃんを連れて行ったりしないでくださいね。



アシアナ航空のチェックインカウンターでは、検疫証明書の提示を求められました。

日本を出るための検疫証明書の提示、航空会社の同意書の記入が必要です。

※どこでどの書類が必要になるか、何度も何度も確認しましょう!!

目的地によっての条件をしっかり調べること!

確実に、安全に家族であるペットを連れていくためには、これに尽きると思います。

ペットの種類によっても条件が変わってくることでしょう。

大切な家族ですので、なるべくストレスがかからないようにしてあげることも大事だと思います。

目的地もカンボジアでなかったら、もちろんこ今回のような手順ではないはずです。

あと何年かすると、カンボジアもものすごく厳しくなるかもしれません。

常に新しい情報をゲットしてください。


実際に暮らしている様子↓

https://dooorblog.com/%e7%8c%ab%e3%81%a8%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%99in%e3%83%97%e3%83%8e%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%83%b3/



6 thoughts on “カンボジアへ、ペット(猫)は入国できるか?カンボジアでペットと暮らす

  1. 初めまして。
    非常に参考になりました。
    私も、来年カンボジアに移住を考えておりますが、
    猫4匹を飼っている為、連れて行くにはどうしたら良いか
    ネットで検索しておりましたところ、貴ブログに辿り着きました。
    1つお伺いしたのですが、飛行機には1名何匹まで連れて行くことが
    できるのでしょうか?
    お忙しい中、恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

    1. コメントありがとうございます。
      猫ちゃん4匹との暮らしはにぎやかそうですね。

      まずは利用する航空会社の条件を調べる必要があります。
      航空会社によって、
      ①人間と一緒に機内持ち込み
      ②貨物室での輸送
      このパターンに別れます。
      私達が使ったアシアナ航空は人間1人につき1匹、機内持ち込みでした。
      ANAの国内線で羽田まで飛んだときは、貨物室での輸送でしたが、たしか1つの飛行機に付き動物は何頭乗せられるか制限があったと思います。

      どちらにせよ、航空会社とのやり取りが必須になりますので、お問い合わせされた方が良いです。
      4匹と、猫ちゃんの頭数も多いので、もしかすると日通のペット海外輸送サービスなんかも考える必要があるかもしれません。

      無事、猫ちゃんたちとカンボジアに移住できることをお祈りしております!

      1. 返信ありがとうございます!
        また、ご丁寧な説明も大変嬉しく思います。
        ペット海外輸送サービスもあるんですね!初めて知りました。
        あと、もう一つお伺いしたいのですが、カンボジアの住いを探す際は、ペットを飼っても良い住まいを探すのでしょうか?
        それとも、基本的にどこでも飼っても良いのですか?
        海外生活は初めてですので、とても疎くて申し訳ございません。
        よろしくお願いいたします。

        1. 海外に大切なペットを連れて行くとなると、不安の方が大きいですよね。

          賃貸物件ですと、ペット可のお部屋は少ないです…。
          今住んでいるところも本当はだめでしたが、大家さんと交渉し、ひとつの部屋のみで飼うなどの条件つきです。
          賃貸物件を探す際、「pet friendly」などのワードで検索すると良いと思いますが、不動産屋さんにも伝えたほうが良いです。
          コンドミニアムの購入をご検討でしたら、だいたいの物件はOKだと思いますが、これもオーナー次第ですので、直接聞くことをおすすめします!

  2. お返事ありがとうございます。
    今回、dooorblogさんの掲載とても、参考になり非常に勉強になりました。
    すごい不安がありましたが、安心しました。
    ペット可のお部屋は少ないんですね^^;
    検索方法も教えていただき感謝です。
    また、分からないことがありましたら教えてください!
    本当にありがとうございました。

    1. 参考になって私達こそ嬉しい気持ちでいっぱいです!!
      世界の情勢はコロナのこともあり、日々変わっています。
      カンボジア政府の方針も変わっている可能性がありますので、何度も確認してみてくださいね。
      またカンボジアのどこかで猫ちゃんとの楽しい日々を送られることを、楽しみにしています。

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