私が3回リピートした伯方島の伝説旅館

光藤旅館という3回もリピした旅館があります。
正しくは、ありました。
2020年に閉業されたそうです。

もう二度とあそこに行けないと思うと悲しくて仕方有りませんが、それでも大好きな気持ちをこめてご紹介します。


光藤旅館 in 伯方島(しまなみ海道)

しまなみサイクリング 旅館

瀬戸内海のしまなみ海道にある伯方島にある小さな旅館です。
旅館というより、民宿に近いイメージです。

しまなみサイクリング 光藤旅館
正しい瀬戸内海の漁港の景色
伯方島 癒し
旅館の前の防波堤を散歩

予約は電話一本!じゃらんなどの予約サイトにはありません。

0897-72-0536に電話して直接空室を確認します。
※2020年に閉業されました。

最高ランクで車海老!

電話予約した際、宿泊料金について女将さんに聞かれます。
宿泊料金ですが、1泊2食付き3パターン用意されており、

・¥6,000
・¥7,000
・¥8,000

この中から選びます。

何が違うの??はい、ここが大事。

お料理のランクがかわります。

私は3回とも、最高ランクの¥8,000です。
最高ランクと言っても、2食付きで¥8,000というのは十分お安いです。

9月〜2月の間に利用するべし

この期間にしか食べられないものがあるんです。
それを食べるために通ったと言っても過言ではありません。

※天候などで左右されるかもしれません。
※2020年現在は時期が変わったかもしれません。
必ず電話で確認してくださいね!

旅館に到着して楽しみな夕食の時間が近づいたと想像してください…
¥8,000プランを選んだあなたに、旅館のおかあさんがスペシャリテを運んでくれます。
こちらの旅館、日によってはお部屋食でした。

おかあさんが剥いてくれる最高の活き車海老

光藤旅館 活き車海老
ピッチピチ

そう、車海老です。活きています。
この光藤旅館で¥8,000プランを選択すると、活きた車海老をお刺身で食べることができるんです♥

おかあさんが優しい笑顔で、それはそれは慣れた手付きであっという間に剥いてくれます。プロの技。

味?聞きます?そんなもの、おいしいに決まってるじゃないですか!!!

身はプリップリ。茹でた海老よりプリップリです。
弾力がものすごく、ああ、海老を噛んでいると心と脳みそに直接響きます。

味は濃厚で「海老」そのものです。

お刺身である程度食べると一旦車海老たちは厨房へ帰っていきます。

しまなみ 伯方島
塩焼き♥

しばらくすると、塩焼きになって戻ってきます。
ん??ちょっとまって、さっきより増えてるよね??

こえwだけの量の車海老を生で、焼いて食べようとするといったいおイクラ万円かかるのでしょうか…??怖い怖い。

光藤旅館、お料理の魅力はこれだけじゃない!!

■来島産の新鮮なお刺身

瀬戸内海 旅館
とある年の刺盛りは鯛、あこう、はまち
瀬戸内海 あこう刺身
身が締まった高級魚あこう
ひらめ刺身 愛媛
とある年の刺盛りひらめ

お刺身はその日のお客さんに合わせて仕入れた魚を旅館の真ん前の防波堤に小さないけす(網カゴっぽい)に入れて夕食の前に捌いているみたいです。

鮮度バツグン、こりっこりの旨味がびっしびしの刺し身たちです。

■季節によってかわる高級食材

写真が残っていませんが、ワタリガニがでた年もありました。
車海老、刺身盛り合わせ、高級魚介たちのオンパレードです。

■手のこんだ小鉢


■煮物、揚げ物


■〆のおにぎりとデザート

おうち時間 旅行
デザートにまさかの生ハムメロン
おにぎりアクション おうち時間
俵形!

このおにぎりのビジュアルたまらないです。
もれなくお腹いっぱいなのに食べちゃいます。


光藤旅館の朝食もまた、良い

旅館 朝食
正しい日本の朝食

完璧なスタメンが揃っています。

焼き鮭にちくわ、お漬物や佃煮の数々、のり、お味噌汁も運ばれてきます。
そしておひつご飯に中央に鎮座する生卵…。
白ご飯2ラウンドして卵かけご飯でフィニッシュですね。

施設や客室は??

正直、建物は古く客室は綺麗ではありません。
「綺麗な旅館」を求める方にはおすすめはしません。

お食事とホスピタリティだけでほぼ100点!

あくまで私の主観ですが、これだけのお食事と優しいおかあさんたちがサービスしてくださって¥8,000だなんてコスパが良すぎます。

レジェンド光藤旅館よ永遠に…

このブログをかいてて猛烈に寂しくなってきました。
もう二度と行けないなんて…。

そして新鮮な魚介類を食べたくなりました。
今私はカンボジアの首都プノンペンで暮らしており高いお金を出せばお寿司にお刺身、高級レストランで食事は可能ですが、思い出の海の幸は絶対食べることができません

新型コロナの影響で、皆さんの大切な場所が閉業を余儀なくされたことも多いと思います。

早く、もとの暮らしが戻ってきますように。


活き車海老のお取り寄せです↓




ご、ごろくせんえんなら…ポチッ…危ない危ない、日本にいたらポチるとこでした。

光藤旅館のおかあさんみたいに上手にむけないかもしれないけど、また食べたいな…




NORIKO

出身:愛媛県。世界中の「おいしい」を探してブログをかいています。

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