私の経験上、その街を知るには2〜3日の滞在では足りません。
この度シェムリアップに 1ヶ月間住んでみることにしました。
シェムリアップは世界遺産アンコールワットで有名な街です。
住み始めてすぐ、おどろきの出来事が起こりました。
カンボジア世界遺産の街
おどろきのシェムリアップ
シェムリアップは小さな街です。
アンコールワットで有名なこの街。毎年多くの観光客が訪れます。
– レンタルバイク –
街に着いてすぐレンタルバイクを借りました。

1ヶ月で $50です。値切ってみると少し安くなりました。
カンボジア全体でみても、かなりお得な値段だと思います。
バイクレンタルの担保として、パスポートまたは デポジット$200のどちらかを預けることになります。
私はパスポートを渡しました。
店の人いわく、ヘルメットさえかぶっていれば警察には捕まらないとのこと。
首都プノンペンでは、何かにつけて警察に止められます。罰金も払わされます。
合計 10回ほど止められたかな…
シェムリアップはルールがゆるいのでしょうか、気持ち的に少し安心です。
とはいってもヘルメットをかぶってない現地の人を多くみかけます。あるあるです。
借りたのは『Click』というホンダのバイクです。

アイドリングストップも使え、125ccで馬力もあります。爽快です。
– 工事中 –

シェムリアップ、いたるところが工事中です。

このコロナで観光客が見込めない今だからこそでしょうか、街全体の道路が舗装工事中です。

道路をキレイにするほか、上下水道までをも完備させようとしています。

10メートル、またはそれ以上の道路が各所で整備されています。
2021年9月、現在コロナの影響により観光客はいません。
それならばと言わんばかりに、現地の人たちが毎日毎日工事を完成させています。
この観光市場が下落しているタイミングで、シェムリアップは逆張りをかけているのです。
これは言い切れます。
コロナが終息し、観光客が入ってくるころには街が大きく変わっていることでしょう。
もう慣れましたが、毎日砂ぼこりがひどいです。
– 街の発展 –
シェムリアップでは新空港が建設中です。

飛躍的な経済成長をしているシェムリアップ。ここには有望な未来があります。
数々の開発が行われ、カンボジアで次の経済・投資中心地へと変貌を遂げようとしています。
観光省は『シェムリアップ観光開発マスタープラン 2020- 2035』を策定。

シェムリアップの街を改変し、主要な資源やコミュニティの最適化を目的とした枠組みです。
『イオンモール』やカジノ『ナガ・ワールド』の建設も予定されているというから、おどろきです。
1枚目の地図上にある『MAKRO』はすでにオープンしています。コストコのようなタイのホールセール・スーパーです。
世界遺産『遺跡』
バイクでアンコールワット方面へ向かいます。
2021年 9月、現在コロナの影響により観光客はいません。
「もしかしたら」が的中しました。
いつもあるはずのアンコールワット入り口のゲートに誰もいません。
– アンコールワット –

アンコールワットを周りから眺めることができました。
世界遺産の雰囲気を味わえてラッキーです。
– アンコールトム –

個人的にはこのバイヨン寺院が一番おすすめです。
遺跡の中に入ることができ、迷路のような感覚です。
次はアンコールトムの北口にある遺跡です。

圧巻です。
レンタルバイクで観光すると、トゥクトゥクでは味わえない場面にも出会たりします。
アンコール世界遺産の今
アンコールワットには何回か入場したことがあります。
年々チケットが高くなっています。
今は 1日パスで 37ドルです。何年か前は 20ドルくらいだったような気がします。
現地カンボジア人は無料です。
コロナの状況ですが、現在パスが買えるかどうかチケットセンターに行って聞いてみました。
セキュリティやスタッフは大勢しましたが、一般人は私だけ。
いつもは観光客でいっぱいのはずのチケットカウンターも、一枠しか開いていませんでした。
そして聞いてみました。
まず、今でもチケットは買えるそうです。
さらにいろいろ話していると、キャンペーンをやっているとのこと。
コロナで客が減っているからでしょうか…パスの内容はこちら。
- 1日 → 2日、37ドル
- 3日 → 5日、62ドル
- 7日 → 10日、72ドル
- 1ヶ月 → 3ヶ月、100ドル
- 3ヶ月 → 6ヶ月、150ドル
- 6ヶ月→ 1年、200ドル
値段は変わらず、期間が伸びています。
6ヶ月パスが 2倍の 1年パスになるとは…おどろきです。
よほど好きな人でないと年パスは不要だと思いますが、これはお得なキャンペーンですね。
おわりに
着いて早々おどろきの連続ですが、続きがあります。
後日書きます。
内容は…
「泊まっている地区、ロックダウンでレッドゾーンに指定される。」
シェムリアップに着いて 2日後、突然政府からの宣告です。
そしてこの記事を書いている現在、ロックダウン終了のはずが期間延長されました。
街はゴーストタウン化しています。
0件のコメント